英語基本動詞のコアイメージ一覧とランキング: 23の動詞を解説
英語学習において、基本動詞の理解は非常に重要です。これらの動詞は日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われるため、正確な意味と使い方を把握することで、英語の表現力を大幅に向上させることができます。
本記事では、英語の代表的な基本動詞23個とそのコアイメージを紹介し、各動詞の基本的な使い方や例文を交えながら詳しく解説します。
また、よく使う英語の動詞でコアイメージとともに、こちらの動画「【イラスト付き/教材級】英会話の9割がわかるようになる基本動詞Top55【総集編】」で解説しているので、あわせてご覧になってみてください。
1. Have（持つ、所有する）
コアイメージ：所有する、経験する
例文：
- I have a car.（私は車を持っています。）
- Do you have time to talk?（話す時間がありますか？）
解説： “Have” は所有や経験を表す動詞で、物や関係性、経験などを持っていることを意味します。また、助動詞として完了形を作る際にも使われます。
「have」については、こちらの記事もわかりやすいので、ぜひチェックしてみてください。
2. Go（行く）
コアイメージ：移動する、進む
例文：
- I go to school every day.（毎日学校に行きます。）
- Let’s go for a walk.（散歩に行こう。）
解説： “Go” は移動や進行を表す動詞です。目的地に向かって進む動作を意味し、他の動詞と組み合わせて幅広い状況で使われます。
3. Come（来る）
コアイメージ：到達する、近づく
例文：
- Can you come here for a minute?（ちょっとここに来てもらえますか？）
- The train is coming.（電車が来ています。）
解説： “Come” は話し手や聞き手の方に向かって移動する動作を意味します。誰かの位置や場所に到達することを表します。
「go」と「come」については、こちらの記事もあわせてご覧になってみてください！
4. Take（取る）
コアイメージ：手に入れる、受け取る
例文：
- Take this medicine twice a day.（この薬を1日に2回飲んでください。）
- Can you take a photo of us?（私たちの写真を撮ってもらえますか？）
解説： “Take” は物を手に取ったり、受け取る動作を表します。また、時間や距離を表現する際にも使われます（例：It takes 30 minutes.）。
5. Give（与える）
コアイメージ：提供する、渡す
例文：
- She gave me a gift.（彼女は私にプレゼントをくれました。）
- Give me a call when you arrive.（到着したら電話してください。）
解説： “Give” は物やサービスを他者に渡す動作を表します。贈り物や情報を提供する場合によく使われます。
6. Get（得る）
コアイメージ：手に入れる、到達する
例文：
- I got a new job.（新しい仕事を得ました。）
- What time did you get home?（何時に帰宅しましたか？）
解説： “Get” は何かを手に入れたり、特定の状態になることを表します。口語で非常に多く使われる動詞です。
先ほど出てきた「take」と「get」の違いについては、こちらの記事もおすすめです！
ぜひご参考にしてみてください。
7. Make（作る）
コアイメージ：製造する、引き起こす
例文：
- She made a cake for the party.（彼女はパーティーのためにケーキを作りました。）
- This will make you happy.（これはあなたを幸せにするでしょう。）
解説： “Make” は物を製造したり、ある状況を引き起こす動作を表します。創造や変化を伴う動詞です。
8. Do（する）
コアイメージ：行動する、実行する
例文：
- I do my homework every night.（毎晩宿題をします。）
- What are you doing this weekend?（今週末は何をする予定ですか？）
解説： “Do” は行動や実行を表します。多くの表現で補助動詞としても使われ、質問や否定文を作る際にも重要です。
9. Say（言う）
コアイメージ：言葉にする、表現する
例文：
- He said he would come.（彼は来ると言いました。）
- What did you say?（何と言いましたか？）
解説： “Say” は言葉で表現する動作を表します。直接的な引用や伝達を行う際に使われます。
10. Tell（伝える）
コアイメージ：伝達する、告げる
例文：
- Please tell me the truth.（本当のことを教えてください。）
- She told me a funny story.（彼女は面白い話をしてくれました。）
解説： “Tell” は情報や指示を伝える動作を表します。主に具体的な内容や物語を他者に伝える場合に使われます。
「say」や「tell」など、英語の話すに関する動詞については、こちらの記事でもコアイメージで解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
11. See（見る）
コアイメージ：視覚で捉える、理解する
例文：
- I see a bird on the tree.（木の上に鳥が見えます。）
- Do you see what I mean?（私の言いたいことがわかりますか？）
解説： “See” は視覚で物を捉える動作を表します。また、理解や認識の意味でも使われます。
12. Look（見る）
コアイメージ：意識して視線を向ける
例文：
- Look at that beautiful sunset.（あの美しい夕焼けを見てください。）
- She looked surprised.（彼女は驚いたように見えました。）
解説： “Look” は意識的に視線を向ける動作を表します。具体的な対象を見る際に使われます。
13. Watch（見る）
コアイメージ：観察する、見守る
例文：
- We watched a movie last night.（昨晩映画を見ました。）
- Watch your step.（足元に気をつけて。）
解説： “Watch” は動きや変化を伴う対象を注意深く観察する動作を表します。映画や試合を見る際によく使われます。
14. Hear（聞く）
コアイメージ：音を感知する
例文：
- Can you hear me?（私の声が聞こえますか？）
- I heard a strange noise.（奇妙な音が聞こえました。）
解説： “Hear” は音を耳で感知する動作を表します。意識的ではなく自然に音が入る場合に使われます。
15. Listen（聞く）
コアイメージ：意識して音に耳を傾ける
例文：
- Listen to the music.（音楽を聴いてください。）
- He listened to her story carefully.（彼は彼女の話を注意深く聞きました。）
解説： “Listen” は意識的に音や話に耳を傾ける動作を表します。音楽や講義を集中して聞く場合に使われます。
16. Feel（感じる）
コアイメージ：感覚で捉える、感情を抱く
例文：
- I feel cold.（寒く感じます。）
- She feels happy today.（彼女は今日は幸せそうです。）
解説： “Feel” は身体や心で感覚や感情を捉える動作を表します。物理的な感覚や感情状態を表現する際に使われます。
17. Think（考える）
コアイメージ：頭の中で思考する
例文：
- I think it’s a good idea.（それは良い考えだと思います。）
- What do you think about this?（これについてどう思いますか？）
解説： “Think” は頭の中で考える動作を表します。意見やアイデアを表現する際に使われます。
18. Know（知る）
コアイメージ：情報や事実を認識している
例文：
- I know her from school.（彼女とは学校で知り合いました。）
- Do you know the answer?（答えを知っていますか？）
解説： “Know” は情報や事実を認識している状態を表します。知識や認識に関する表現に使われます。
19. Understand（理解する）
コアイメージ：意味や意図を把握する
例文：
- I understand your point.（あなたの言いたいことがわかります。）
- Do you understand the instructions?（指示がわかりますか？）
解説： “Understand” は意味や意図を把握する動作を表します。深い理解や解釈を必要とする場合に使われます。
20. Want（欲しい）
コアイメージ：望む、欲する
例文：
- I want a new phone.（新しい電話が欲しいです。）
- Do you want to join us?（一緒に参加しませんか？）
解説： “Want” は物や状況を望む動作を表します。欲求や希望を表現する際に使われます。
21. Need（必要とする）
コアイメージ：不可欠である、必要とする
例文：
- I need some help.（助けが必要です。）
- Do you need anything from the store?（店から何か必要なものはありますか？）
解説： “Need” は物や状況が不可欠であることを表します。必需品や必要条件を表現する際に使われます。
22. Put（置く）
コアイメージ：位置を変える、配置する
例文：
- Put the book on the table.（本をテーブルの上に置いてください。）
- She put her keys in her bag.（彼女は鍵をバッグに入れました。）
解説： “Put” は物をある位置に配置する動作を表します。配置や設置に関連する表現に多用されます。
23. Let（許可する）
コアイメージ：許可する、させる
例文：
- Let me help you.（手伝わせてください。）
- Don’t let the cat out.（猫を外に出さないでください。）
解説： “Let” は何かを許可する動作を表します。誰かに何かをさせる場合や、許可を与える場合に使われます。
まとめ
今回紹介した23の基本動詞は、日常英会話やビジネスシーンで頻繁に使用される重要な動詞です。それぞれの動詞にはコアイメージがあり、基本的な意味を理解することで多様な表現を作り出すことができます。これらの動詞をマスターすることで、英語の表現力が飛躍的に向上し、より自然で豊かなコミュニケーションが可能になります。
基本動詞の理解は、英語学習の基礎中の基礎です。ぜひこの記事を参考にして、日々の学習に役立ててください。
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